当社のK5Vシリーズは,K3Vシリーズと同じレギュレーターのバリエーションと取り付け寸法で,より高い出力密度が要求される排気量の拡大に対応しています。低騒音で,確実な自吸機能を備えています。また,SAE規格の標準シャフトとフランジを採用しており,様々なロードセンシング,電気・油圧制御が可能です。一定圧力は340 bar,ピク圧力は390 barです。1 .高出力密度ハーフログタイプの斜板を採用することで,定格圧力を高め,出力密度(出力パワー/質量)を向上させ,より軽量でコンパクトな機械を実現しました。特に,タンデム配置のダブルポンプでは,パワーデバイダが不要となり,伝達効率の向上と軽量化を実現しました2。2 .高効率と大きな自吸能力球面状の弁体と油圧バランスの改善により,シリンダの回転が安定し,低圧・低速域でも高効率を実現しました。3 .長寿命大容量の主軸受とシューの摩耗を補償するピストンリターン機構の採用により,長寿命を実現しました。5.多彩な制御方法機械的,油圧的,電気的な入力に対応し,さまざまな制御方法が可能です。
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